渋谷区の地域性について

副都心と呼ばれている地域のうちの1つ

渋谷区は東京23区の中でも繁華街やビルの多い地域です。流行の発信地になることも多く、都会らしい地域と言えるでしょう。

23区のうち千代田区と港区、新宿区、中央区と合わせて都心5区に数えられる地域です。新宿や池袋と並んで副都心と呼ばれることもあります。東京都内で賃貸オフィスを借りるなら、渋谷区を中心に探す企業経営者が多いです。

一般的に渋谷区と言えば、渋谷駅前の繁華街をイメージするかと思います。原宿や神宮前、表参道辺りも含めて渋谷というイメージが強いでしょう。渋谷区の中でも大きな商業施設がたくさん集まっている地域です。商業施設が入っているビルの中に、賃貸事務所として使用されているフロアもあります。繁華街とオフィス街の両方の特徴を持つ地域です。アパレル関係の店舗も多く集まっています。

渋谷駅は山手線や埼京線、井の頭線を始め多くの路線が通っており、ターミナル駅として機能しています。都内の他地域と行き来しやすく交通の便の良い地域です。

エリアによって土地柄に違いがある

渋谷区内の地域でもエリアによって地域性が異なります。渋谷駅前の地域は、いわゆる若者の街やファッション街として有名なエリアです。オシャレなファッションアイテムを取り扱っている店舗が多数あります。アパレル関係の企業なら事務所も渋谷に置いているところが多いでしょう。比較的小ぶりで利用しやすい賃貸事務所が多く見つかります。恵比寿や青山辺りもオシャレな土地柄で、渋谷区内の中で人気が高いエリアです。

代々木や幡ヶ谷、初台辺りのエリアは、オフィス街としての色彩が強い地域です。商業施設などはあまりなく、街中にはスーツ姿のサラリーマンの姿がよく見られます。ただ、あまり渋谷らしい地域ではありません。新宿駅と1、2駅しか離れていないこともあり、新宿に似た雰囲気です。

渋谷区には住宅街も広がっています。広尾や松濤、南平台などは高級住宅街として知られている地域です。周辺地域にはマンションや一戸建て住宅が多く、賃貸オフィスはあまり見られません。同じ渋谷区内の地域でもだいぶ雰囲気に差があります。