独自性

採用試験と性格検査

企業が行う採用試験などでしばしば行われている適性検査。

検査を製作している業者によって、その内容は多少違いがありますが、「Aに近い、どちらかといえばBに近い、どちらかといえばBに近い、Bに近い」などAかBかを選択したり、「あてはまる、どちらかといえばあてはまる、どちらかといえばあてはまらない、あてはまらない」など、あてはまるか、あてはまらないかを解答したりする問題が一般的です。

問題数は非常に多く、30分ほどの検査時間内に、300問程度の問題に解答しなければならないこともあります。

学力を問う適性検査と違い、このように性格面の特性をチェックする性格適性検査は、問題が難しくて解けないということはあまりないでしょうが、なにせ問題数が多いので、一問一問じっくり考えて解いていくと、時間が足りなくなってしまうこともあるようです。

独自性の高さ

性格適性検査では、行動的側面、意欲的側面、情緒的側面といった三方向から、受検者の性格を分析します。

特に近年は、就職後にすぐに離職してしまう新入社員などが増えていることから、ストレスや失敗の受け止め方、気持ちの持って行きかたなどについての対応を表す「情緒的側面」についての結果を重要視する企業が増えているといいます。
情緒的側面の中では、さらに周囲の空気を読む敏感性や、責任の感じ方を問う自責性、心の安定を問う気分性や、物事に対する考え方を問う独自性などが分析されます。

性格適性検査には、これが正解!というものはありませんが、情緒的側面に関しては、結果が偏りすぎることはあまり好ましくない場合が多いです。

たとえば、独自性などは、個性を表すうえで重要なものとなり、独自性が高ければ高いほど、オリジナリティがある・個性的であるとして喜ばれそうですが、企業の中で強烈すぎる個性があるのは、問題があるととらえられることもあります。

たとえば「常識には縛られないほうだ」という設問に対し、はいと答えれば融通が利いて柔軟性が高いととらえられるかもしれませんが、常識を重んじる企業の場合は、非常識である、ととらえられる可能性もあります。